看護師のなぜなぜ研究

ここが変だよ日本のナースさん

医療関係者とサイコパス - 看護師のシリアルキラー列伝

 

 大口病院での患者大量不審死事件にて、看護師が逮捕されました。

犯行に使われたヂアミトールが容疑者の服のみから検出され、さらに「20人以上殺害した」と自供したとされています。(事件後はシレっとインタビューに対して受け答えをしていたり手記を送っていたのもサイコパス的)大口病院では不審死が数十人にのぼることから、戦後最悪クラスのシリアルキラーと分類しても構わない事件と言えます。ただし、大多数の被害者のご遺体も灰になっていて、裁判の過程で殺人を実証できるのは2名ほどとなるかもしれませんが。

 看護師逮捕後の様々な反応やコメント等を読むと、看護師による犯行という事で、意外に思う方や擁護する意見(単なる労働問題として国や施設を責めて看護師のおかれた状況に同情を誘おうとする傾向)が散見されました。

 ところがそういった話しや、延命治療・安楽死といった話しとは根本的に次元の異なる別の話しです。

 

 

 

 の通りで、高齢者の延命問題とも、看護師の労働環境とも、全く関係ありません。高齢者や病人だからといって罪のない命を奪った事に変わりはなく、区別すべきではないからです。なぜなら、後述するT4プログラムのように生きるに値しない患者、として医師や看護師が勝手に患者の命を奪い、はては「気に入らない」という理由で患者の命を奪っていった歴史を見れば明らかです。

また、「モンスターペイシェントが悪い」というような必死に看護師を擁護するようなコメントをいくつか見かけましたが、事実から目を背けさせようとして「看護師の労働環境問題」と間違った方向に矮小化させることは危険です。悪意のある世論操作といっても良いでしょう。なぜか、女性の多い看護師という職業だからか、無知なまま自らの幻想を投影してしまうエセ(自称)リベラルとでもいう「物わかりの良い人」のふりをして、害にしかならない事を盛んに言う人がいます。

 もし銀行員が顧客のお金を横領したら、「銀行員の給料が安いからだ(可哀そう)、改善を」、とか「客が悪い」、「国が悪い」、となりますか? ならないでしょうが。

 医療関係者による連続殺人事件は、意外な話しでもありません。啓蒙の意味も込めて、改めて、医療関係者とサイコパス的なシリアルキラーの事件と、その特性についてまとめてみたいと思います。

 歴史的にみて、医療関係者によるシリアルキラー、大量殺人は多くあり、実際、過去30年のFBIの記録では、殺人事件が最も多く起きる職業は医療従事者であり、 有名な連続殺人犯も医療関係者が最も多いといいます。

 欧米では、こうした医療関係者による連続殺人魔を一つの類型として、 healthcare serial killers (HSKs)、ヘルスケア・シリアルキラーズと呼ぶほどです。

 

 医療関係者が患者を手にかけた事件は過去にも相次いでおり、専門家は「治療を委ねた患者が身を守るのは困難で、『密室の通り魔』とも言える悪質な犯行だ」と指摘する。

 東洋大桐生正幸教授(犯罪心理学)は「医療関係者は『患者の命は自分がコントロールしている』と思い込む傾向が強い」

「密室の通り魔」 相次ぐ医療関係者の犯罪

インスリン大量投与 「密室の通り魔」 相次ぐ医療関係者の犯罪(1/2ページ) - 産経ニュース

 

「今回のような犯罪は『死の天使』型といって、世界的に多くの事例があるもともと看護業界に多かった。医師と違い患者の命を直接左右できない看護師には、自分が患者を救ったという『自己効力感』を見いだせず、鬱憤を募らせる人が出てくる。わざと患者の症状を悪化させ、回復させることにやりがいを感じたりし、エスカレートして殺害に及ぶケースもある

川崎老人ホーム転落事件 “死の天使”が生まれる介護環境 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 

 こういった「現象」は海外でも知られており、ある確率で存在する特殊な人々によって起こされる。それらは看護師、介護者といった医療関係者に多く、あまり一般的な呼び方ではないが「死の天使」と言われている。これらは連続殺人の研究で、ある類型としてこういう奇妙な人達が存在することが知られるようになった。

  〈女性の連続殺人者は「神を演じる」ことで満足を覚える。介護者である彼女たちは、患者の生死を握っている。女性が健康な犠牲者を制圧するのは困難だろうが、すでに死にかけているか衰えた患者なら簡単だ。また、男性は暴力的な殺人手段を用いるが、女性はより攻撃性の少ない方法をとり、薬品や毒を使ったり窒息させたりすることが多い。

事件が明るみに出て警察に追及されると、彼女らはもっともらしい理由を言うが、本質は『個人的快楽のために他人を死に至らしめる』すなわち快楽殺人の一種なのである。・・ただ心理的な背景にあるのは、前掲の本の著者の解釈だが「根深い無力感と劣等感を克服し、他者を支配し、関心を集めたいという激しい欲望がある」のだそうだ。だから立場や能力的にはいまいちな人間がやってしまう。

「「死の天使」って知っとるけ?」堅雪かんこのブログ | いつでもどこでもCarrera 4 - みんカラ

 

アメリカ史上64人の女性連続殺人犯の素性や動機、殺害方法、精神構造を分析した。・・ 女性連続殺人犯たちの間に驚くべき類似点を見つけ出した。彼女らのほとんどは、ごくごく普通の家庭環境の出身で、おもな殺人の手段は毒殺。ほぼ全員が家族を含む顔見知りを手にかけていることがわかった。・・・彼女たちのほとんどは、ごくごく普通の家庭環境の出身で、看護や人の世話、教えるなど女性らしい職業に就いていることが多い。・・・女性の場合は金銭や権力のために殺す傾向があることがわかっている。・・・女性の連続殺人犯について、きちんと研究されたことはほとんどない。それは、女性があんな犯罪を犯せるわけがないという文化的な根深い思い込みのせいだろう。だがそれが大きな間違いであることは明らかだ。・・概して女性の連続殺人犯のほうが、男性よりも逮捕されない期間が2倍も長いという。

見かけはごく普通の女性。女性の連続殺人犯の驚くべき6つの特徴(米研究) : カラパイア

 

 生かすも殺すも、自分の胸三寸とばかりに「神を演じる」。常人にはなかなか想像のつかない心理です。

 ナチスドイツ時代の医師・看護師が主導し、障がい者や精神病患者を「患者はしょせん患者だから」「生きる価値の無いものたち」といって、看護師が患者を笑顔でガス室に送り込んだ「T4プログラム」というのがあります。これはのちのユダヤホロコーストに繋がっていきます。

 

CiNii 論文 - ナチT4作戦における看護師 : その役割分析と共犯のメンタリティーに焦点を当てて

「ナチT4作戦における看護師:その役割分析と共犯のメン タリティー

https://ci.nii.ac.jp/els/contents110004875530.pdf?id=ART0008062566


 医師・看護師の傲慢さの根源と、行き着く先というのが見えてくると思います。もともと医師、看護師と言った医療関係者たちはこういった性向に陥りやすい、という事なのです。

 こういった事実を知っているかどうかで、未来は大きく違ってくるはずです。まずは、女性だから、看護師だから、そういった犯行は起きない、という偏見・先入観を捨て、研究し、対策をとる必要があります。

 

 

医療関係者とモラル

 

 ダニエル F.チャンブリス著、浅野祐子訳「ケアの向こう側 看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾」です。

 この本は、病院でフィールドワークを行い患者や医療者に起こっていることを目の当たりにしたことをもとに書かれています。目的は「ナースが日常業務の中で倫理的問題をどのように捉え、対処しているかを、詳細に、かつ弁護できる程度の一般化をもって記述すること」です。

 第1章は、「ナースの世界、すなわち病院は、一般社会とは全く異なる道徳システムを持っている。病院では悪人でなく善良な人がナイフを持ち、人を切り裂いている。そこでは善人が、人に針を刺し、肛門や膣に指を入れ、尿道に管を入れ、赤ん坊の頭皮に針を刺す。また、善人が泣き叫ぶ熱傷者の死んだ皮膚をはがし、初対面の人に服を脱ぐよう命令する」といった衝撃的な言葉で始まり、「一般人にとって身の毛のよだつ残酷物語もここでは専門家の商売なのだ」と続いています。

 確かに病院は一般の生活とは異なる独特の世界があります。しかし次第にそれが普通のこととして「日常化」され、業務は「ルーチン化」されていきます。チャンブリスはこの「ルーチン化」とともにナースの感情は平坦化し、そこで生じる出来事に対する感受性も失われていくと述べています。患者さえもそのルーチン化に含まれていきます。患者は人としてではなく、一つのケースとしてしか認識されないようになるのです。その結果、ナースは患者に生じる多くの倫理的問題、道徳的問題を認知しなくなっていくのだと分析します。

しかし、倫理的問題こそナースが積極的に関っていくべき必要があるはずです。なぜなら、ナースは患者を擁護する立場にあるからです。アメリカでも、アメリカ看護師協会(American Nurses Association )による「看護師の倫理綱領( Code of Ethics for Nurses)」にそのことが明記されています。

看護の歴史と倫理に関する書籍の紹介 

 

 看護師=性善説に立って物を考えるべきではない、という事です。事件は起きないだろう、では事件は防げません。

 それどころか、むしろ看護師という職にある限り、必然的にモラル・倫理的に気が付けば滅茶苦茶な様態になる職だと認識し強く自覚し、教育をしていくことが必要です。

 そうしていれば、採用・面接の段階で弾けたかもしれない。同僚の目も厳しくもっと良く注意して観てたかもしれない。病院の対応も早かったかもしれない。

 ところが、日本の看護業界では、こういった看護におけるモラル・倫理について、教育どころか、指針も規定も無い、無知という恐ろしい状態にあるのです。 詳しくはこのブログで書いてきた通りです。残念な事に、看護師=モラル高い人達という幼稚な幻想を、周囲やメディアも含めて、煽り過ぎている現状があります。

 今回の事件を契機に、法整備も含めて、看護業界としても、看護師の倫理モラルの教育を改善して欲しいものです。

 医療従事者は、上述したように職業環境的(Why)にも、犯行を行いやすいという機会的(How)にも、リスクが高い。そんな中に一人でもサイコパスが紛れ込めば、大変なことが起きてしまいます。WhyとHowがあるので、残りはWhen、つまり「いつ起きるか」「いつ」という時間の問題。

 因みに、サイコパスの定義は、世界的標準な尺度として、ロバート・D. ヘアのチェックリストというのがあって、「サイコパス度」を図る指針となっている。特徴としては、表面的には人当りが良く、自己中心的で、罪悪感(良心)の欠如、それっぽい嘘や出まかせを言う、親しい関係を継続して作れないこと、情緒の乏しさ、自分の行動が相手に及ぼす影響を鑑みることができないこと、などなどがあります。今回のケースにも当てはまっていると思います。

   以下にいくつかの有名な看護師シリアルキラーの例を挙げてみました。

 

 歴史的な看護師シリアルキラー

 

1800年代に、20年間にわたって400人以上の幼児を毒殺。

 

Amelia Dyer is one of the most notorious serial killers in history. Although she was convicted of only 12 murders, evidence suggests her true body count was at least 400. The murders took place during a 20-year time span in the late 1800s, and all of her victims were babies.

 

  • アーンフィン・ネセット看護師

1982年に、22人の患者を毒殺。裁判で証明されなかった人数を含めると138人を毒殺したとも。

 

 Arnfinn Nesset's case is unusual: he was caught, convicted, served time in jail, and eventually released. The former nurse completed his prison term and subsequent supervision period in 2005. Nesset is now living under a new, unreported name, which makes it impossible for the families of his victims to know his current location. 

 

  • ジェニーン・ジョーンズ看護師

1980年代、60人前後の乳幼児を筋肉弛緩剤を投与するなどして毒殺。

【閲覧注意・連続殺人】子ども47人を殺した「死の天使」ジェニーン・ジョーンズ! 鬼畜すぎる看護師の“デス注射”、命を操る自分に酔いしれ…

 

1999年、4人の患者毒殺で逮捕。実際は、131人の患者を毒殺したとされている。

 

Edson Izidoro Guimarães was convicted of four murders in 2000. However, the medical nurse admitted to killing five patients, and some estimates place his probable list of victims at more than 130. All of these deaths happened between January and May of 1999. A coworker stopped the slayings by reporting it when he witnessed Guimarães injecting a patient with potassium chloride.

 

  • ラインツ病院・死の天使事件 ワルトラウド・ワグナー他三名

1989年、看護助手たちによる49人の患者殺害。「患者を殺す事で、自分が神になったような、生と死の力を、自ら得たような気持ちを楽しんだ」

Wagner, 23, was the first to kill a patient with an overdose of morphine in 1983. She discovered in the process that she enjoyed playing God and holding the power of life and death in her hands

 

  •  ダニエラ・ポジャーリ看護師

2014年、カリウム注射で患者38人殺害。「患者家族が気に入らない」という理由。ご遺体と共に自撮りをして親指を立てていた画像も出てきて、世間を戦慄させた。

 

Italian nurse Daniela Poggiali supposedly killed at least 90 of her patients on purpose because they annoyed her. While she vehemently denied the charges, the Italian government thought otherwise, and charged her in 2014 with the crimes. Not only was Poggiali present for 93 deaths during her time as a nurse - a very high number, according to authorities - she also took selfies with her dead patients. Police said she stole money and jewelry from her dead patients, and bragged to others that she killed them because they "annoyed" her.  

 

  • ビヴァリー・ゲイル・アリット看護師

1991年、幼児連続殺人犯。病院で新生児4人の幼児を殺害し、未遂が3人、傷害が6人。13の終身刑が科された。

 

  • クリステン·ギルバート看護師

1995年、患者の点滴にエピネフリンを大量投与し、蘇生させるを繰り返し、4人を殺害。実証された以外に40人以上を殺害したともいわれる。

 

  • エリザベス・ウェットローファー(Elizabeth Wettlaufer)看護師

 2007~2014年に老人介護施設2か所でインスリンを投与し、75~96歳の入所者の男女8人を殺害したことを認めた。別の施設での犯罪を含む、殺人未遂罪4件、暴行を働いた罪2件も認めた。

 

  • ニールス・フーゲル看護師

2000年前後にかけて患者106人を殺害。「心不全や循環虚脱を引き起こす薬剤を患者らに注射した後、同僚らの前で「救い手」として目立つべく蘇生を試みたことを認めている。同受刑者は、患者が息を吹き返せば幸福感が得られ、失敗すると挫折感を覚えたと供述していた」

As a nurse, Niels Hoegel was entrusted with helping save patients’ lives. Instead, he is suspected of killing more than 100 patients at two hospitals in Germany from 1999 to 2005.

 

 おまけ>医師では、200人以上(実際には500から1000人とも)を殺した医師のハロルド・シップマンが有名。

 

当局は「我々が証明できるのは氷山の一角に過ぎない」としている。

 という言葉が恐ろしい。

  多くの事件に共通しているのは、自分が神のように大きくなったような気になる、というシリアルキラー特有の心理状態だろう。サイコパスの傾向がある人間が殺人を犯したときに感じる心理でもあるらしい。病院という環境において「代理ミュンヒハウゼン」「自己愛性人格障害者」「演技性人格障害」としても発露することが多い。

 因みに、日本でも、筋弛緩剤やインシュリンカリウム投与などによる殺人、殺人未遂、精神病院内暴行事件など同様の事件は多数起きています。久留米看護師連続保険金殺人事件ばかりが有名ですけれどね。

 ちょっと注意してみると、色々と他にも大小さまざまな事件が頻繁に起きているのです。以前、ほんの数か月間のニュースを検索しただけで。。。

 

2015年06月26日

看護師の女逮捕、夫の点滴に“カリウム混入”

今年1月、静岡県浜松市内の病院で、入院している夫の点滴にカリウムを混入させ、
病院の業務を妨害したとして、別の病院に勤務する看護師の女が25日、逮捕されました。

威力業務妨害の疑いで、25日逮捕されたのは、浜松市中区寺島町の看護師、小塲芳恵容疑者(34)です。

警察によりますと、小塲容疑者は今年1月、浜松市の聖隷三方原病院に心臓疾患で入院中の 30代の夫の点滴にカリウムを混入させ、病院の業務を妨害した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、小塲容疑者は容疑を否認しています。

警察によりますと、今回点滴を投与された夫にはカリウムを投与する必要はなく、 夫は注射された部分に痛みは感じたものの、すぐに病院が適切な処置を取ったため、体調に変化はなく、後日、退院したということです。

カリウムは点滴で投与した場合、濃度や速度によっては死に至る危険性もあり、 警察は、なぜ別の病院に勤務していた看護師が入院中の夫にカリウムを投与したのか、 動機の解明を進めていく方針です。

TBS Newsi
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2526110.html

 2015/7/ 2
4歳息子殴った疑い カリウム注入事件容疑者の夫逮捕
 同居する4歳の長男を殴ってけがを負わせたとして、細江署は2日、傷害の疑いで浜松市中区寺島町、無職の男(39)を逮捕した。
 逮捕容疑は6月中旬ごろ、自宅で、長男の頭を手で殴って10日間のけがを負わせた疑い。
 男は1月、浜松市内の病院に入院中、妻(34)=威力業務妨害容疑で逮捕=から点滴にカリウム溶液を注入された。事件に関連して細江署などが自宅を家宅捜索した際、長男の体の傷を見つけて発覚した。
 同署は、男がけがを負わせた動機や、日常的に暴力を振るっていた可能性も含めて調べている。

これ、つまり、

1.夫が入院している病院で、夫の点滴にカリウムを注入し、業務妨害で妻の看護師が逮捕。

しかし反省の弁はなく、「夫がそれだけ悪いことをしたと分かってほしい」などと強弁。

2.その夫(無職)が、なんと子供にたいするDVで逮捕。

3.なんとなんと、カリウム注入看護師がこんどは窃盗で再逮捕。

もうね、看護師の妻も、その旦那も酷さはどっちもどっち。

 

不要なインスリン投与の疑い、看護師逮捕 世田谷の病院
2014年12月1日
 東京都世田谷区の日産厚生会玉川病院で、入院患者に本来必要がない糖尿病治療薬のインスリン製剤が使われた事件で、故意に投与した疑いが強まったとして、警視庁は1日、同病院の看護師***容疑者(25)=同区桜新町1丁目、休職中=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「やっていません」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、***容疑者は4月3日と6日、9日の計3回、担当していた入院患者の女性(91)に対し、糖尿病患者ではないのにインスリンを投与し、低血糖症の状態にした疑いがある。女性は一時意識が薄れるなどしたが、***容疑者や別の病院職員が処置し、命に別条はなかった。

 インスリンは糖尿病患者の血糖値を下げるために使われるが、必要のない人に投与すると死に至る場合がある。同病院はウェブサイトに「医療の根幹を揺るがすような事件が発生してしまったことを深く反省し、お詫(わ)び申し上げます」とのコメントを掲載した。
http://www.asahi.com/articles/ASGD12T6TGD1UTIL006.html

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看護師逮捕 周囲に必ずいる「演技性人格障害」の特徴

高柳容疑者は今年4月、勤務先である世田谷区の日産厚生会玉川病院に入院していた91歳女性に、3回にわたってインスリンを大量投与し、低血糖状態にした疑いで捕まった。「高柳容疑者は女性の容体が急変するたび、医師の診断も仰がず、率先して回復措置に当たっていた。周囲は<なぜ低血糖発作と分かるのか>と怪しんでいたのです。捜査関係者は、高柳容疑者が“できるナース”であることをアピールし、院内の評価を上げようとした、とみています」「代理ミュンヒハウゼン症候群」なる言葉が注目を集めている。「意図的にドラマを作り出し、周囲の注目を集めよう、褒められようとする人のことです。例えば自分で火をつけながら、それを消火して“英雄”になろうとする放火犯などです。本当は自分に自信がないのに、自己顕示欲は異常に強い。喜怒哀楽の表現がオーバーだったり、わざわざ難解な言葉を使うなど、必要以上に自分を大きく見せたがる傾向があります」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/155451/1

 

 

2015年6月16日
自分の体に麻薬、医師と看護師逮捕 北海道

 北海道の病院の医師と看護師が、自分の体に麻薬を使用したとして逮捕された。
 麻薬取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、総合病院の医師・***容疑者(55)。***容疑者は2013年12月から今年5月4日までのあいだに、麻薬であるフェンタニルを自分の体に注射し使用した疑い。***容疑者は医療行為として患者にフェンタニルを使用する立場にあったという。
 また15日、尿からフェンタニルが検出されたとして、看護師の***容疑者(29)も逮捕された。2人は同じ心臓血管内科に勤務していたという。***容疑者は容疑を否認しているが、***容疑者は麻薬の使用を認める供述を始めているという。

 警察では、阿部容疑者と後藤容疑者が麻薬を一緒に使っていた可能性があるとみて入手経路や動機を詳しく調べる方針。
http://www.news24.jp/articles/2015/06/16/07277430.html

 

「性行為見てほしかった」「視聴者コメント楽しみ」 わいせつ動画公開の男女を逮捕 京都府

2014.11.19

 自分たちの性行為の動画をインターネット上に公開したとして、京都府警八幡署は19日、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、大阪市大正区の無職男(52)と、看護師の内縁の妻(36)を逮捕した。男は「自己顕示欲で、自分たちの行為をみてほしかった。視聴者からのコメントをみるのが楽しみだった」と供述。2人は容疑を認めている。

 同署によると、昨年6月19日ごろ、2人の性行為を撮影した動画をインターネット動画投稿サイト「FC2動画」に転送し、不特定多数のインターネット利用者が動画を閲覧できるようにしたとしている。

 同署の捜査員が昨年6月下旬にサイバーパトロールで動画を発見。運営会社の登録内容などから2人が浮上した。2人が利用したアカウントで少なくとも61件の動画が公開されていたという。

http://www.sankei.com/west/news/141119/wst1411190071-n1.html

 

2015.6.16 00:12

栃木県警真岡署は15日、小1の次男(6)に熱湯をかけ、やけどを負わせたなどとして、傷害の疑いで同県真岡市上高間木、父親の看護師、間山光樹容疑者(32)と、母親の無職、真由美容疑者(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月上旬~同月18日、自宅で次男に熱湯をかけてやけどを負わせた上、手首と足首をひもで縛るなどして暴行し、けがを負わせた疑い。両容疑者は「熱湯は暴れたから、かかった。悪いことをしないようひもで縛った」などと容疑を否認している。

 真岡署によると、両容疑者は6人暮らし。次男は養子だった。同署は日常的に虐待があった可能性もあるとみて調べる。

 5月18日に次男が通う学校から「虐待の疑いがある」と署に連絡があり発覚。次男の体にやけどやあざの痕が見つかり、同日に児童相談所が保護した。
http://www.sankei.com/affairs/news/150616/afr1506160002-n1.html

 

「ぶつかり女」逮捕!小学生らとすれ違いざまに体当たり・・・転倒児童ケガ
2015/4/21

“ぶつかり女”24歳看護師を逮捕 関西創価小被害 大阪・枚方
 通学中の児童に故意にぶつかって転倒させケガを負わせたとして大阪府警枚方署は17日、傷害の疑いで、枚方市の看護師***容疑者(24)を逮捕した。枚方署によると「ぶつかったが、わざとではない」と容疑を否認している。

 現場は関西創価小の通学路で、歩道が狭かった。学校では今年3月ごろから「ぶつかってくる女がいる」と子供の間で話題になるほど、かなりの“有名人”だった。約50人の児童が転んで擦り傷を負っていた。逮捕容疑は7日午前7時半ごろ、枚方市の歩道で、歩いて通学中だった同小4年の女子児童(9)に正面からぶつかり、膝に擦り傷を負わせた疑い。
[ 2015年4月18日 05:30]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/18/kiji/K20150418010190930.html

 

県立中央病院の看護師が同僚の免許証盗み消費者金融で借金
2014年10月29日

上越警察署は2014年10月28日午後6時28分、新潟県立中央病院の看護師、横山容疑者(上越市頸城区西福島在住、27)を窃盗の疑いで通常逮捕した。

 同署の発表によると横山容疑者は昨年12月初旬頃から今年4月10日午後5時ころまでの間、同病院で同僚男性の運転免許証を盗んだ上、男性になりすまして、消費者金融会社と契約し、現金50万円を引き出した疑い。

 県立中央病院の矢澤正知院長は「当院職員がこのような事案を起こしたことは当院を利用される皆様の不信感を招くものであり、誠に遺憾。深くお詫び申し上げる」とコメントを発表。「二度とこのような事案を起こさないよう、職員への指導、監督を徹底し、信頼回復に万全を尽くしたい」とした。

 横山容疑者の処分について同病院は「事実確認をし、厳正に対処したい」としている。

 

http://www.joetsutj.com/articles/52105741

窓から侵入、下着物色中に気付かれ…女性を“乱暴”
テレビ朝日 ANN 2015年3月24日

東京・板橋区の住宅に侵入し、20歳の女性を乱暴したとして看護師の男が逮捕されました。

長谷川容疑者(27)は去年12月の未明、板橋区で、住宅2階の鍵の掛かっていない窓から侵入し、「騒いだら殺すぞ」と住民の女性を脅して乱暴した疑いが持たれています。警視庁によりますと、長谷川容疑者は、女性が寝ている間に室内で下着を物色していて、取り調べに対し、「気付かれたので乱暴した」と容疑を認めています。長谷川容疑者は、他人の家の鍵を約10本所持していて、警視庁は余罪があるとみて調べています。

http://twinavi.jp/topics/news/5510e7d7-8870-4876-93c9-743b5546ec81

 

女性に乱暴で看護師逮捕 催眠薬物飲ませ

埼玉県警岩槻署は30日、女性に催眠作用のある薬物を飲ませて乱暴したとして、準強姦(ごうかん)容疑で、同県蓮田市馬込2002、同県立小児医療センター看護師、石田(いしだ・まさし)容疑者(26)を逮捕した。

調べでは、石田容疑者は2月9日午後10時ごろ、さいたま市の飲食店で同市の女性派遣社員(24)に催眠作用のある薬物を入れた酒を飲ませて、職員寮に連れて行き、乱暴した疑い。女性とは同市の出会い系カフェで知り合ったという。

同容疑者は「ほかにも数件やった」と供述しているという。

共同通信社、2007年5月30日)

 

 

2014.12.4 19:16

薬剤飲ませ強盗強姦容疑 准看護師の男再逮捕


 山梨県警韮崎署は4日、薬剤を飲ませた女性に乱暴し現金を奪ったとして、強盗強姦の疑いで、山梨県笛吹市石和町下平井、准看護師、白川容疑者(34)=別の強盗強姦罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は9月25日、自分が運転する車内で、インターネットを介して知り合った20代女性に、睡眠作用のある薬剤を混ぜた飲料水を飲ませて昏睡(こんすい)状態にし、同県甲斐市の宿泊施設で乱暴して財布から現金約10万円を奪った疑い。

 白川容疑者は7月22日、同様に薬剤を飲ませる手口で別の女性を乱暴し、現金を奪ったとして、甲府地検が今月2日に強盗強姦罪で起訴している。

 

医師が危険ドラック 脱法ハーブ吸引か 病院搬送、看護師も
2012/6/19
 山梨県立中央病院(甲府市)に勤める男性医師と女性看護師が、陶酔や興奮作用のある化学物質を葉に混ぜた「危険ドラッグ 脱法ハーブ」を吸引した影響とみられる体調不良で、甲府市内の看護師宅から勤務先の病院に搬送されていたことが19日、病院などへの取材で分かった。
 病院や消防によると、17日深夜から18日未明の搬送時に2人は意識がもうろうとしていたが、いずれも命に別条はないという。
 2人は17日午後、甲府市内の看護師宅で脱法ハーブを吸引したとみられ、午後11時半ごろ、意識がもうろうとなったという。「気分が悪くなっている人がいる」と近所の住民が119番した。
 様子を不審に思った病院が18日、甲府署に通報。同署は出頭した2人から任意で事情聴取。同署によると、尿検査で麻薬や覚醒剤などは検出されなかった。脱法ハーブ 危険ドラッグの可能性があるとみている。
 山梨県立中央病院は「警察の捜査結果を待って、処分について検討したい」としている。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1902A_Z10C12A6CC1000/

 


慈恵医大病院医師異例の逮捕 交際看護師に“栄養剤”で流産させる
2010/05/18 22:12
交際相手の女性の同意を得ずに子宮収縮剤をビタミン剤と偽って服用させるなどしたとして、 警視庁捜査1課は18日午前、東京慈恵会医科大学付属病院(東京都港区)の勤務医だった医師、小林達之助容疑者(36)=金沢市=を不同意堕胎容疑で逮捕した。同容疑での 強制捜査は異例。医師の知識を利用した悪質性を考慮し、強制捜査が必要と判断したとみられる。
 同課によると、小林容疑者は「知らない」と容疑を否認しているという。 同課は同日、金沢市の小林容疑者の自宅など関係先を家宅捜索した。小林容疑者は2009年 8月まで同病院の腫瘍(しゅよう)・血液内科に勤務し、その後、金沢市内の大学病院に移った。
 逮捕容疑は東京慈恵会医科大学付属病院に勤めていた09年1月、当時交際していた同病院の30代前半の女性看護師に対し、ビタミン剤と偽って、子宮を収縮させる作用のある錠剤を服用させたり、点滴を打ったりして、胎児を流産させた疑い。 女性の自宅からは使いかけの子宮収縮剤の容器が見つかったという。 女性が今年に入って警視庁本所署に「薬を飲まされて流産させられた」として被害届を提出、 同課が捜査に乗り出していた。小林容疑者は当時、ほかの女性と結婚していたという。
 同課によると、妊娠初期段階で投与すると流産する恐れがあり、同課は小林容疑者が流産の可能性を知りながら投与したとみている。また一般的には処方せんがないと入手できず、同課は小林容疑者が医師の立場を悪用して入手した可能性があるとみて、経緯を調べている。(抜粋)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3EAE2E39D8DE3EAE2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

「不同意堕胎」イケメン医師 「何人かの看護師と付き合ってた」
逮捕前の直撃インタビューで看護師との付き合いについて聞かれ、「正直申し上げますと、何人かいます。同時期じゃないですけど」と認めるほどで、もてるのだろう。
既婚者と知らず交際
大村正樹リポーターの説明によると、09年1月、都内の慈恵会医科大学付属病院に勤務していた容疑者は、同病院で働く妊娠2カ月の看護師に「ビタミン剤」と偽って子宮収縮剤の錠剤を複数回飲ませ、さらに陣痛促進剤を点滴して流産させた。流産後、診察を受けた病院から子宮収縮剤を処方された看護師は、その錠剤が容疑者から渡されたものと同じと気づく。このとき看護師はまだ警察に相談するなどはしていない。「交際はつづけるつもりだった」という。しかし、医師が既婚者と知って被害届を出した。
不思議だ
一方、インタビューに「妊娠は知らなかった」と答えた医師は、逮捕後「知っていた」と供述を変えたという。が、流産したことは知らなかったと疑惑は否定しているらしい。
小倉智昭が「苦労して勉強して国家資格を取ったお医者さんが、そんなわかりやすい方法で流産させたりするのかな」「お医者さんと看護師さんとの間柄では昔からいろんな話がある。結婚しているかどうか、わかりそうなもの。不思議だ」と首を傾げるように、不明な点もある。
番組が取材した若狭勝弁護士(元東京地検特捜部)は、「警察は被害者の言っていることが信用できると踏んで逮捕したのだろう。同意を得ているのかどうかが大きな争点」と見る。
逮捕時の容疑者は慈恵会医科大学助教の立場で、金沢大学付属病院に出向していたという。これは優秀な若手にふさわしいルートだそうだ。本人はいま、どんな心境でいるのだろう。

http://www.j-cast.com/tv/2010/05/19066794.html

 

山梨大病院の医師逮捕  自宅で大麻栽培容疑  

 山梨大(前田秀一郎学長)は27日、自宅で大麻を栽培していたとして、厚生労働省関東信越厚生局大麻取締法違反(栽培)の容疑で、同大医学部助教で付属病院耳鼻咽喉科・頭頸(けい)部外科医師の宮田容疑者(38)=甲府市堀之内町=が現行犯逮捕された、と発表した。同局麻薬取締部によると、宮田容疑者は容疑を認めていて、約3年前から自宅で大麻を栽培し、自分で使用していたという。
 同大によると、宮田容疑者は03年から同病院に勤務。外来患者を診察し、手術に立ち会うこともあったという


2011/07/28 06:19 【山梨日日新聞
http://www.47news.jp/localnews/yamanashi/2011/07/post_20110728081738.html



覚醒剤使用容疑、看護師の男女逮捕 | 日テレNEWS24
www.news24.jp
愛知県瀬戸市の同じ病院に勤務する交際中の看護師の男女が、覚醒剤を使用したとして逮捕された。  覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも岐阜県多治見市の看護師・杉原容疑者(37)と水野容疑者(39)。警察の調べによると、2人は今月、岐阜県や愛知県の周辺で覚醒剤を使用した疑いが持たれている。2人は愛知県瀬戸市の個人病院に勤務し、8年程前から交際していた。
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 別れた腹いせ?医師が元不倫相の車に液体かける(15/07/23)

群馬大学医学部附属病院に勤める医師の男が、元交際相手の女性の車に剥離剤(はくりざい)を含む液体をかけたとして逮捕されました。女性は事件後も複数回、嫌がらせを受けていました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000055320.html
https://www.youtube.com/watch?v=b03xAi1YVa4

 


「興味本位で看護師らがカルテ不正閲覧」 宮城で病院を提訴

 父親の虐待などで宮城県大崎市大崎市民病院に入院した際のカルテを事務職員らに不正に閲覧され、精神的苦痛を受けたとして、県内に住む姉妹らが23日、病院と事務委託先のニチイ学館に計900万円の損害賠償を求め、仙台地裁古川支部に提訴した。

 訴えたのは20代と10代の姉妹と母親。訴状によると、昨年10月下旬、妹が父親に蹴られて脚にあざができたため、市民病院を受診。姉にも虐待の疑いがあり、病院は即日、姉妹を保護目的で入院させた。その後11月上旬にかけて、看護師やニチイ学館の従業員ら計24人が、業務と関係ないのに2人の電子カルテを閲覧し、個人情報保護法に違反したと主張している。

 当時、母親はニチイ学館古川支店の従業員として勤務。上司が入院の経緯を知っていたため不審に思い発覚。病院の調査に、看護師と事務職員らは興味本位で閲覧したことを認めた。

http://www.sankei.com/affairs/news/150723/afr1507230023-n1.html

 

 

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